2011/09/28

BABY SHOWER

9がつ 28にち すいようび

ネットの調子が悪くてブログを書いてなかった間、いろんなことがあったので前のことにはなりますが、ちょろちょろ書きたいと思います。


先日初めて、ベイビーシャワーとやらに参加しました。


Doña Antoのお姉さんのNormaの娘のMaryがもうすぐ赤ちゃんを出産するので、その前祝を行うことになりました。どうやら出産の前祝=ベイビーシャワーというようです。


うちが会場だったのですが、なんと参加者はみんな女性。



一緒にゲームをして、お菓子を食べて、お茶飲んで、、、

てんこもりのプレゼントを一つずつあけながら、一人ひとりメッセージを言って、

素敵な会でした。

この時、バスで2時間くらいのところにあるテクパンという地域から同期隊員のあやかが来ていたので、一緒に赤ちゃん用のタオルケットを買って、
「安産祈願」と書いたカードを添えて渡しました。

つたない説明だったけど、なんとなくわかってくれた様子でよかった。

私の隣にはかわいすぎるReina(お姫様)がいたのでこの日はほんわかした気持ちになれました。



口べっちょりだけどねw



でもショックだったことがひとつ。。。

この日ちっちゃな子どもたちもいっぱい来てて、かわいい女の子を抱き上げてよしよし~してました。

とってもかわいかったからほっぺにちゅーってしようとしたら、

す~んごい嫌な顔でさけられて、お母さんのところへ行ったと思ったら愛用のぬいぐるみを持ってきて、その口を私の顔に近づけてグリグリ・・・。


・・・そんなに嫌だったの!?

すごい感動的なひと時を過ごしてたのに、そのあとズーーーーンとテンションはさがり。。。

しばらく引きづりました。


かわいいこの顔がにくいよっ(>_<)

きっちり?のんびり?

9がつ 27にち かようび

先週の金曜日、今年度最後の研修会に参加してきました。

Tereの研修、さすがに今まで協力隊員が8年ついていたくらいだからしっかりしてる。

こっちは大体8時に始めるって言っても全員集まってないことが多いから、Tereはたとえほとんど先生がいなくても8時きっかりにスタートする。
日本人と一緒に活動する中でそう変わっていったのかな。今ではそれが彼女のスタイルになってる。

グアテマラはいつもレファクション(休憩とおやつタイム)が入るので、今回も30分の休み時間をとったTere。
11時には始めるから帰ってきてね!と伝え、まったりすること20分。


気が付くと教室に先生たちがいない。

今さっきまでみんなお茶とクッキーここで食べてたのに!

どうやらみんな学校の外に出てお菓子やらジュースやら果物買いに行った様子。。。
あと10分で始まっちゃうよ??

案の定11時過ぎてもだれも帰ってこない。

Floryは落ち着いて一言、「私は休み時間が少ないと思ったら出て行かずに残るわ。」
ごもっともでございます。

なんか面白くなったので、「みんなどっか行っちゃったからあたしたちもどっか行っちゃおっか~」
なんて冗談言って二人で笑ってた。

Tereはもう我慢できなくなったようで、2,3人の先生が帰ってきたところで研修再スタート。

なんと部屋のドアまで閉めちゃった。

ここのドア、一回閉めると外から開けれないのにね。

それから5分、10分、15分、ぞくぞくと先生たちが帰ってくる。
お菓子、果物食べながらねー

ちょっといじわるしてすぐには開けてあげない。

なんか子どもみたいだな~

なにもそこまでしなくても。

でも先生たちの態度も子どもみたいだからなぁ~

きちきちし過ぎるのもどうかと思うけど、この様子で研修がちゃんと身になってるのか疑問。

ちょっと考えなきゃ。

もっと先生たちがもっと興味持って積極的に学びたいーって思ってくれたら、自然に態度も変わってくると思うんだよね。
大人も子どもも、楽しい方がいいもんね。


相棒のFloryと研修会がんばろ~




写真を撮るとき恥ずかしがって笑わないFlory。近くにいた先生たちから「笑って笑って~」と言われながらの一枚。

Tomokoは私の妹よって言ってくれたときは最高にうれしかったなぁー

よーし!今後の計画立ててこーう。

2011/09/27

独立記念日

9がつ 22にち もくようび




もう過ぎてしまいましたが、、、9月15日はグアテマラの独立記念日でした。


スペインから独立して190年。


14日、Xeul小学校で行事を行うということで、見に行ってきました。




手作りの中米の国旗が並び、胸に手を当ててグアテマラの国家を歌います。


その後、学年ごとに詩を読んだり劇をしたりと発表会が行われ、その後はサッカー大会。


ちょっと反対になっちゃったけど笑、 GUATEMALA !!

写真撮って撮って~って言って一生懸命並んだんだけど、ちょっと緊張しちゃったかな。

表情かたくなっちゃてる^^


その後は次から次へ写真撮ってコール。

いっぱい撮って電池が無くなりそうになったところで撤退。

はにかむ様子がとってもかわいくて癒されたー。また来るよ~



15日、町ではパレードが行われていたので見学しに行ってきました。

どこもかしこも人、人、人。

バスに乗ったはいいものの、パレードのおかげで車通れない。進まない。

バスの中から見た光景。



ひっかけるところはそこでいいの?



2011/09/13

選挙

9がつ 13にち かようび


先日4年に一度行われるグアテマラの大統領選挙がありました。


今回は予備選挙で、12党の候補者のうち、2名が選ばれ、最終選挙は11月に行われます。


選挙当日は外に出てはいけないということで、自宅待機。


夕方頃なにやら家の中が騒がしくなってきたなぁと思っていたら、
家の中に知らない人がたくさん。


どうした!?


なにやらうちのお父さんがCantelの市長候補者の応援をしているらしく、
市長も今夜決まる!皆集まれーってことで、一晩だけうちが事務所に。






集まってくる人のために大量の食料が用意され、
決まってから出すということで、お手伝いするために待ってたけど、なかなか決まんない。


票を数えてるんだけど、そこからの情報が電話で伝わってくるから、空気は少し緊張ぎみ。


それをよそに私たちは先にご飯食べて、決まったら踊るぞ~っとか言って騒いでたけどw


5時くらいから人が来始めて、8時くらいには決まるとか言ってたけど、12時回ってもまだ決まらない。


そろそろ眠くなってきたので、もう寝ちゃえーって寝ようとしたら、Shereenが「決まったよー!」って呼びに来てくれた。


すでに1時過ぎ。




出て行ってみると、なんとうちで応援していた候補者が当選!


家の外には入りきれない人でごった返し!










泣いて喜ぶ人々。




おめでとうございます。


記念すべき日に私もちゃっかり立ち会えてよかった^^


もうちょっと様子見ていたかったけど、あまりに眠くて寝てしまった。


次の日聞いてみると、彼ら朝4時過ぎまでいたらしい。


他の県では色々あったみたいだけど、
思っていたほどの混乱もなく選挙が終わってよかった。


でも本番は11月。今度はちゃんとしっかり報告します。

2011/09/11

授業観察

9がつ 10にち どようび




なんだかんだ言いつつ、今週から4つのパイロット校で授業観察をしてきました。


とりあえず、一日1校ずつ、1~3年生の算数の授業を観察。






見て思ったことは、気合を入れなおして働かんといけん。ということ。


授業観察では、先生の言動を見るとともに、子どもたちのノートを一冊ずつ見て、今まで先生がどんな風に子どもたちに教えてきたかを知ることから始めました。

                       1年生の授業の様子  


ここだけじゃなくて、多くの教室に先生が作った飾りや教材が色とりどりに飾られてあって、ちゃんとしてるーって最初はうきうきしてたけど、
ノートを見ると、うーーーーん。




たとえば、たし算。

繰り上がりのあるたし算で、繰り上がってない。

ただそれぞれ足して、下に書いただけ。

先生はちゃんとノートチェックしてないから、子どもは間違えたまま。


何人か子どもを呼んで、質問をしてみた。

一年生では1~100までの数を習っているはずだから、

「35」と書いて、「これなんて読む?」と聞いてみると、「・・・。」

20までは言える。だけど、20~が言えない。

しかも、「10の位はどれ?」「1の位は?」 「・・・。」

わからない。

数がちゃんとわかってないのに、たし算、ひき算ができるわけないじゃ~ん。
しかも一年生の段階ではまだ2ケタのたし算までなのに、3ケタまでいっちゃっている。。。
子どものノート見たらできてるのかなーって思ってたけど、それはただ先生の板書を機械的に写しただけ。

できる子も中にはいる。だけど、だけどほとんどの子がわかってないことが判明。

これは大変だー


引き続いて2年生。

2年生じゃかけ算までだけど、わり算教えていました。
でも間違ってる。



10の位に数は置けないのに、置いちゃってる。
それで先生丸つけちゃってる。


でも計算できてるの?と思い子どもに質問してみると、
やっぱりわかってない。

そもそも1の位、10の位がちゃんと理解できてないし、
数字だけの式を見て、すぐに答えが出せない。

4校中3校が大体そんな感じだった。
でも最後の1校で初めてちゃんとしてる授業&質問にしっかり答えられる子どもたちに出会えた!

一番しっかりした授業をしてたのは、なんとFloryの双子のお姉さん(妹?まだ聞いてない)。
まだ言ってなかったですけど、Floryは双子で、そっくりなお姉さん(妹)がいるのです。
しかも彼女も先生。

いや~さすがだな~と思いました。
先生の力量でここまで違うとは。4校回っていろんな先生見たけど、Floryとお姉さん(妹)はほんとしっかりしてる。恐れ入ります。

最後に希望がもてたので、これから先生たちにうまく伝えていけるようになんなきゃなと思いました。

間違って教えてはいるけど、先生たちもそれに気が付けば改善してくれるはず!

素敵な教材つくって教室飾れるんだから、やる気はあるさ!

あたしも勉強せねば!



2011/09/09

感謝のきもち

9がつ 9にち きんようび






ブログ見て連絡くれたみなさん、本当にありがとうございました。


グアテマラに来て、私はほんとにいろんな人に支えてもらってるんだなぁと実感してます。


すっごくあったかい気持ちになれました^^


元気をいっぱいもらえたので、再びはりきってやっていきたいと思います☆



全然できないってことを言葉にすると、それを自分で認めちゃうことになるから今まで我慢してたけど、
言ったらなんとなくスッキリしました。

そもそもできないの覚悟できてるんだから、できるようになるしかない。


世界には同じように頑張ってる仲間がいて、

日本では見守ってくれる大切な人たちがいて、

グアテマラでもひょっこりやってきた日本人を助けてくれる人がいる。


自分のことばっかり考えてるからだめなんだよね。

いつも支えてくれてるみんなに感謝する気持ち忘れずに過ごしていこう。


グアテマラに来て、自分がなにかしなきゃってあせってたけど、

ここでの主役は私じゃなくて、ここにいる彼らなんだって最近思ってきた。

来る前にわかってたつもりだったけど、大事なこと忘れてた気がする。

彼らが活躍できるように、後ろでこそっと支えることが大事なことなんだって。

だから今はいっぱい教えてもらおう、いっぱい助けてもらおう。

少しずつできること増やして、返していこう。


まだまだ始まったばかり!前向いて進んでこうっ!

2011/09/04

できること

9がつ 4にち にちようび



風邪ひきました。


グアテマラに来てこんな風に体調崩したのは初めてー


朝からずっと寝てました。。。



任地に来て一か月と一週間。


なんだかんだであっという間に過ぎていった。


振り返ってみて、この一か月あたし何もしてないなーって思う。

ずっと受け身。

私の要請である算数プロジェクトはケツアルテナンゴ県ではTereが7年間くらい続けていて、彼女がすべて把握しているから、私とFloryはTereが行う研修会に参加して勉強して、来年度からCantelで定期的に研修会を行っていこうというわけなんです。

でも、今どこまで進んでいて、どの学年を私たちが行っていくのかとか、いつから研修会やるとか、頭が回らない私の代わりにFloryがTereに確認とって、Cantel教育事務所のスーパーバイザーと秘書に話を通してくれています。


話を注意して聞いていても、スペイン語じゃまだ6割くらいしか理解できなくて、(注意して聞かなかったら、???になる)
大体こんな話してるー
Floryが話をつけてくれてるー
あとでどうなったか聞くー

の繰り返し。


私がまず理解してFloryや事務所の人に伝えていかなきゃいけないのに、あたしより周りの人の方がちゃんと理解してる。

こんなんじゃだめなのに。


家に帰れば、Peace CorpsのShereenとDoña Anto(ドーニャ アント){Doñaは既婚女性の名前の前に付ける尊称}がShereenの仕事について話をしてる。
Shereenはスペイン語がかなり話せるので普段のコミュニケーションはなにも問題がないし、
彼女も同じ教育関係の仕事をしているけど、バリバリ学校に入って仕事をしています。

彼女を見てると、私はグアテマラにホームステイしにきたただの学生のように思えて、
何もできないもどかしさと劣等感でたまに部屋にひきこもったりしてた。

大学卒業したばかりで、経験もなくて、スペイン語もできなくて、
一体あたしはここになにしにきたんだろうって思ったりもした。

背伸びしようとしたけど、やっぱりそんなのできるわけなくて、
余計に惨めな気持ちになったり。

メソメソしたってなんも始まらんーって自分を奮い立たせようとするけど、やる気が起きない日もあって。

こんなこと思いながら毎日Floryに会う。

もうあたしがどんな人間かだんだんわかってきたんじゃないかなって思うけど、
彼女はこんな私にあきれずに、話を聞いてくれて、たまにおちゃめなことして笑わせてくれる。

周りには私を受け入れてくれる人がいるのに、いつまでもグチグチ悩んでちゃだめだよね。

経験なくても、スペイン語できなくても、もう来ちゃったんだもん。

やるしかない。

おっきいことなんてできないけど、

ちっちゃいできることやっていかんと!


元気出そう!自分!



2011/09/02

Flory

9がつ 2にち きんようび




ここ最近は、県教育事務所のTereが行うTaller(算数の研修会)に参加して勉強したり、Floryと一緒に9月の活動計画をたてたりしていました。




研修会で平行四辺形、台形、ひし形の描き方について勉強していたとき、


三角定規を使って平行線を描くんだけど、Floryをはじめ何人かの先生は三角定規をどのように使って平行線を描くかがわからないようでした。

やったことがないからわからないだけで、
一緒に練習して、うまくできたときは満足げに喜んでいました。


次の日、復習しようと思って「もう図形は描けるようになった?」と聞いてみると、
「昨日帰ってから子どもたちと練習したからできるようになった」という返事が。

さすが、Flory。

彼女は責任感が強くて、しかも賢い。

そして優しい。


前に、Floryが教えていた子どもたちについて話を聞いたことがありました。

ある男の子がいて、その子はとても賢い子どもだったそう。
だけど、お父さんはお母さんを置いてほかの女の人のところへ行ってしまい、お母さんはお酒におぼれて子どもの面倒をちゃんとみなくなってしまった。
だから男の子はいつもさみしい思いをしていたみたい。

Floryが時々その子をぎゅっと抱きしめてあげると、すごく喜んでいたそう。
「あの子には愛情が必要だったから、抱きしめてあげたかったの」

「学校にはたくさんの子どもがいるけど、例えば両親がいて毎日愛情をもらっている子と、片親だけで少し愛情に欠けている子がいたとしたら、私は愛情に欠けている子により注意して関わりたい。」

「勉強に関して言えば、多くの先生たちは勉強が良くできる子を前列の席へ座らせるけど、私はゆっくり学んでいく子どもを前列へ座らせる。だって勉強ができる子たちはそんなに注意しなくても自分たちでちゃんとできるでしょ。私はより支援が必要な子どもたちに注意して関わりたいの。」


話を聞いていて、この人はほんとに子どものこと大切に想ってるんだなぁっていうことが伝わってきた。
Floryはちゃんとわかってるって。

算数の指導方法は伝えることができても、こういう想いってなかなか言ってわかるものじゃない。

子どもを想う気持ちがあれば、指導方法だって必然的に変わってくるし、今はただ知らないだけ。

彼女はこれからどんどんたくさんのことを吸収して、伸びていくと思う。

今は助けられてばかりだから、Floryのためにもっと頑張んなきゃ。

彼女の想いが他の先生たちにも伝わっていきますように。。。