2011/11/05

死者の日

11がつ 1にち かようび


今日は「死者の日(Dia de los muertos)」。

カトリック教会で全ての死者の魂のために祈りを捧げる日です。
日本でいう、お盆。
カンテルでもたくさんの人々が花をもってお墓へお参りに行っていました。


この日だけ食べる特別な料理。その名も「Fiambre(フィアンブレ)」。
一般的なスペイン語の意味は、冷肉=ハムやソーセージ。またはそれを使った冷たいサラダ。

グアテマラのフィアンブレは何種類もの野菜や豆、そこにハム、ソーセージ、肉(場所によってはシーフード)を盛り込んだ、1年に1度だけのご馳走。
ドーニャアントが作ったフィアンブレ、とってもおいしかった^^


昼ごはんでたっぷり食べた後、お墓へ行ってみた。

外に出るとたくさんの人。みんな花を持って墓地へ向かっていた。子どもたちは凧をもって。


乾季がやってきて、子どもたちが凧揚げする姿をよく見かけるようになった。昔よく遊んでたなぁーって見るたび懐かしく思う。


この日はお墓で子どもたちが凧揚げ。この光景もなんだかおもしろかった。


見てると、途中から楽器をもったバンド集団がやってきて演奏し始めた。頼んだら演奏してくれるらしい。。
太鼓叩いてる人演奏中になぜか靴磨きしてもらってた笑 なんで今?


おもしろい光景も見れたけど、とにかく色鮮やかな花で飾られたお墓はとってもきれいだった。





聞いた話によると、ある家族はその日一日お墓にいて、夜もお墓で眠るらしい。
こんな寒い中ー
でも、死者に寄り添う、とっても大切な日なんだもんなぁ。。。

お墓に立って、亡くなったおじいちゃん、おばあちゃんのことを思い返してみた。

一緒にお墓へ行った友達と、お互いの家族について話をして、なんだかあったかい気持ちになった。
こうやってゆっくりと、亡くなった人に想いをはせること、これからも忘れずに大切にしたいなって改めて感じた日でした。


夜の墓地も見てみたいな。
ということで、暗くなってから再び墓地へ。
ろうそくに灯をともして、祈りを捧げる人々。

とってもきれいだった。

穏やかな時間が流れる墓地に代わって、町の中心部ではキリスト教のプロテスタント派の人々が集まってちょっとしたお祭りが行われていました。

バンドが来ていて、歌を歌ったり、踊ったり。
最後に皆で一斉に風船を空へ。

死者への祈りを込めて。





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