6がつ 20にち すいようび
6月25日はグアテマラで先生の日(Día del maestro)です。
なので、6月の最初には、先生たちのみの音楽発表会が開催されました。
先生たちがスペイン語とマヤの言語であるキチェ語(私の任地ではキチェ語を話している)の2つの言語で歌を歌いました。
ここで強調しますが、子ども抜き。先生のみ!
私の中では???がいっぱい。
学校ごとにお揃いの民族衣装を着て登場
それで、どこの学校が一番かを審査員が決めて、お~ってなって終わり。
面白いな~不思議だな~と思いながら、次。
第2弾!来ました。今日はなんとミス・コン!!!!!!!!
くじゃく??
頭の上にケツァール(グアテマラの国鳥)のってる!!!
セクシーな衣装!
ついに、ケツァールになっちゃったー!!!!!!
私は会場に到着してのほほん見学しようと思ってたら、委員会の人から「審査員やってくれない?」と頼まれ、なんと審査することに!!!!!
何じゃそりゃーと思いながら、見てたら口あんぐり。
みんな普段学校で働く先生たちなんですよ?
ほんと面白いな~っ
日本じゃありえないもんね。まず子ども抜きの音楽会やらミスコンやらしないでしょ!
面白いのと不思議なのとで、結局私は楽しんでいました。
あ、衣装のテーマは「ファンタジー」でした。
そのあと、フォーマルなドレス姿&民族衣装姿を披露してくれた皆さん。
あとは「グアテマラの教育の質向上」について熱くスピーチ。
みんな大体政府からの予算を増やすべきだ。とか言っていたけど、隣に座っていた審査員の女の人が私にポツリ。
「政府に頼ってばかり、文句ばかり言ってないで、今やらなきゃいけないことは自分たちで頑張ることでしょ。現在の状況で今いる子どもたちのためにできる限りのことをしなきゃだめなのよ。」
その通りです!と思わず言ってしまいました。
とっても笑顔の素敵な人だったな~。言うことも素晴らしいです。
もう退職してしまったといっていたからザンネン。。。
私そんな人の隣でぼけ~っと審査員とかしてていいのかな!?とちょっと焦りました。
まあそんなこんなで頑張って採点して、審査員4人で話し合い。
そして結果発表!
ミス・カンテルの先生に選ばれたのは一番左の女性。左から1位、2位、3位、4位でした!
左から2番目の人はとってもスタイルがよくて美しかった!
個人的には、ファンタジー部門でケツァールになってしまった一番右の方がツボにはまってしまい、
思わず高得点を。。。
だっておもしろ、、、いや最高に素敵だったから。。
まあ、そんなこんなでミスコン終了。
グアテマラの先生たち、こんなこともしてます。
他の国ではもっと面白いことやってるのかな~
日本が真面目すぎるの?こっちがはじけすぎなの?
こういうことの準備頑張って、ただでさえ授業時間少ないのに子どもたちは休みの日ばっかり増えて。。。それじゃあ教育の質よくなるもんもよくなんないよー。。なんてちょっと思いました。
いい、悪いを簡単に決められることじゃないけど、日本で育ってきた私にとっては優先順位間違ってるんじゃないかとも思うんです。
こういうことに使うお金があるなら、学校で子どもに出す軽食とか学校でもっと必要なものにあてれるはずだよって。
なのに、お金がないからなんだかんだって。子どもたちを想うならやり方はいくらでもあるはず。変えていけるはず。
別に日本みたいにしろって言ってるわけじゃない。グアテマラのやり方で彼らにあった方法で良くなっていけばいい。
ゆっくりと流れる時間の中で、子どもたちにはのびのび成長してほしい。先生たちもそう。
頑張りすぎて病気になっちゃうんじゃ、元も子もないから。
こんなことをぼけ~っと考えながら、審査員頑張りました!
もう審査員やりたくないな!
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