6がつ 28にち もくようび
去年の6がつ21にち、私は同期6人とグアテマラに到着しました。
あれから1年。
英語も嫌いで、海外も住むことなんて人生で無いだろうって思っていた私が、
日本の裏っかわ、中米のグアテマラに1年も住むことになるとは。。。
到着した日は雨が降ってて、空港に着いた後すぐに語学研修先のアンティグアへ向かった。
車の中、これからどうなるんだろうって不安と期待でいっぱいだったこと、思い出した。
・・・あれからもう1年たっちゃったんだー
ひとつひとつ思い起こせばいろんなことがあって、
悩んだり、怒ったり、喜んだり、泣いたり、時にはひきこもったり、笑ったりしてこれまでやってきた。
でも1年ここで元気で暮らしてこれたのも、全部周りの人たちのおかげだってことが身に染みてよくわかる。
全然知らない土地で一人、言葉もうまくできない、コミュニケーションもどうとっていいかわからない、不安、さみしい・・・
そういう中で、支えてくれたのは日本の家族や友達、お世話になった人たち、協力隊の同期。
私は人に頼られるのは嬉しいけど、誰かに頼るのは苦手で、少々のことだったら一人で頑張ろうとするんだけど、
グアテマラではそうもいかないことが多くて、前よりも頼ることが増えた。
頼りたくないというより、人に迷惑をかけたくない気持ちが大きいから、頼るのには勇気がいる。
だけど、勇気を出して頼ったとき、温かく受け入れてくれて、頼っていいんだよと言ってくれる人がいる。
それがとっても嬉しくて、ありがたくて、幸せなことだなぁって思う。
一度、休日に出かけていて帰りが遅くなって、カンテル行きのバスがなくなってしまったことがあった。でもわざわざ家族に電話して迎えに来て、というのは申し訳なくて、
カンテルの町のそばを通るバスに乗って、近くで降りて歩いて家に帰ろうとしていた。
その時はもう夜の8時をまわっていて、辺りは真っ暗で雨も降ってた。
でもバスを降りれば、あとは10分くらい崖を登れば家に着けると思って、家族には連絡せず帰ろうとしていた。
そしたらドーニャアントから、「ともこ、今どこにいるの」と電話がかかってきた。
だから「今バスに乗ってる。歩いて帰るから心配しないで」と言うと、
「ダメよ。もうこんなに遅いし、雨も降ってる。あの道は夜危ないから一人で帰っちゃダメ。今からお父さんが迎えに行くから待ってなさい」と。
バスから降りたら、お父さんが車を降りて私を待っててくれた。
心配かけたくなかったからそうしたのに、さらに心配かけた上、急いで迎えに来させてしまうことになって、もう申し訳なさ過ぎて「ごめんなさい」とただ謝り続けた。
家に帰ると家族がいて、
みんな「夜は危ないんだから、遅くなったらちゃんと電話しなさい。迷惑なんかじゃないんだから。みんな朋子が心配なんだよ」と言ってくれた。
なんだか胸が熱くなって、こんなに大事に想ってくれてるんだなってとっても嬉しかった。
ドーニャアントがこの前、「私たち家族は朋子のこととっても大切に想ってるんだよ。あなたと一緒に暮らせて嬉しい」と言ってくれた。
1年、時間はすごくかかったけど、こんな関係を築けたことがなによりも幸せなことなんじゃないかって思った。
このグアテマラでの生活で、私自身が少しずつ変わっていってるのがわかる。
残りあと1年、きっとあっという間に過ぎていっちゃうのかもしれないけど、人とのつながりを大切に生活していけたらいいなと思う。
1年間、私を支えてくれたみなさん、本当にありがとうございました。
そしてあと1年も、どうぞよろしくお願いします!
とにかくみんなが元気で暮らせますように。笑顔で再会できる日を楽しみに。
2012/06/28
2012/06/20
ここ面白いよグアテマラ☆
6がつ 20にち すいようび
6月25日はグアテマラで先生の日(Día del maestro)です。
なので、6月の最初には、先生たちのみの音楽発表会が開催されました。
先生たちがスペイン語とマヤの言語であるキチェ語(私の任地ではキチェ語を話している)の2つの言語で歌を歌いました。
ここで強調しますが、子ども抜き。先生のみ!
私の中では???がいっぱい。
学校ごとにお揃いの民族衣装を着て登場
それで、どこの学校が一番かを審査員が決めて、お~ってなって終わり。
面白いな~不思議だな~と思いながら、次。
第2弾!来ました。今日はなんとミス・コン!!!!!!!!
くじゃく??
頭の上にケツァール(グアテマラの国鳥)のってる!!!
セクシーな衣装!
ついに、ケツァールになっちゃったー!!!!!!
私は会場に到着してのほほん見学しようと思ってたら、委員会の人から「審査員やってくれない?」と頼まれ、なんと審査することに!!!!!
何じゃそりゃーと思いながら、見てたら口あんぐり。
みんな普段学校で働く先生たちなんですよ?
ほんと面白いな~っ
日本じゃありえないもんね。まず子ども抜きの音楽会やらミスコンやらしないでしょ!
面白いのと不思議なのとで、結局私は楽しんでいました。
あ、衣装のテーマは「ファンタジー」でした。
そのあと、フォーマルなドレス姿&民族衣装姿を披露してくれた皆さん。
あとは「グアテマラの教育の質向上」について熱くスピーチ。
みんな大体政府からの予算を増やすべきだ。とか言っていたけど、隣に座っていた審査員の女の人が私にポツリ。
「政府に頼ってばかり、文句ばかり言ってないで、今やらなきゃいけないことは自分たちで頑張ることでしょ。現在の状況で今いる子どもたちのためにできる限りのことをしなきゃだめなのよ。」
その通りです!と思わず言ってしまいました。
とっても笑顔の素敵な人だったな~。言うことも素晴らしいです。
もう退職してしまったといっていたからザンネン。。。
私そんな人の隣でぼけ~っと審査員とかしてていいのかな!?とちょっと焦りました。
まあそんなこんなで頑張って採点して、審査員4人で話し合い。
そして結果発表!
ミス・カンテルの先生に選ばれたのは一番左の女性。左から1位、2位、3位、4位でした!
左から2番目の人はとってもスタイルがよくて美しかった!
個人的には、ファンタジー部門でケツァールになってしまった一番右の方がツボにはまってしまい、
思わず高得点を。。。
だっておもしろ、、、いや最高に素敵だったから。。
まあ、そんなこんなでミスコン終了。
グアテマラの先生たち、こんなこともしてます。
他の国ではもっと面白いことやってるのかな~
日本が真面目すぎるの?こっちがはじけすぎなの?
こういうことの準備頑張って、ただでさえ授業時間少ないのに子どもたちは休みの日ばっかり増えて。。。それじゃあ教育の質よくなるもんもよくなんないよー。。なんてちょっと思いました。
いい、悪いを簡単に決められることじゃないけど、日本で育ってきた私にとっては優先順位間違ってるんじゃないかとも思うんです。
こういうことに使うお金があるなら、学校で子どもに出す軽食とか学校でもっと必要なものにあてれるはずだよって。
なのに、お金がないからなんだかんだって。子どもたちを想うならやり方はいくらでもあるはず。変えていけるはず。
別に日本みたいにしろって言ってるわけじゃない。グアテマラのやり方で彼らにあった方法で良くなっていけばいい。
ゆっくりと流れる時間の中で、子どもたちにはのびのび成長してほしい。先生たちもそう。
頑張りすぎて病気になっちゃうんじゃ、元も子もないから。
こんなことをぼけ~っと考えながら、審査員頑張りました!
もう審査員やりたくないな!
2012/06/19
2年間おつかれさまでした
6がつ 19にち かようび
先週の土曜日、22年度1次隊でグアテマラに派遣されていた5名の隊員の方の最終報告会&送別会が行われました。
おそろいのサングラスで決めてみました。
仲いいね!
2年間、つらいことも楽しいこともいっぱいあったと思います。
グアテマラの人々と対立したこともあったし、でも愛情をいっぱいもらったって、ありがとうって言って帰れること、本当に素敵だなと思いました。
夜の送別会では「I LOVE NEW YORK」おろそいのTシャツ。
やっぱ仲いいね!
グアテマラじゃないのかってちょっと思ったけど、面白いからいっか。
私の大学時代の先輩たち3名も2年の任期を終えて日本に帰ります。
彼らが旅立ってから2年。
協力隊がいい悪いは別として、その経験は私たちにとって本当に人生においてかけがえのないものになると思っています。
2年間、本当におつかれさまでした。
日本に帰ってからも、それぞれの目標に向かって輝いてくださいね!
2012/06/07
算数研修会-分数との闘い-
5がつ 28~30日
文化紹介が終わってから一週間後、今年2回目の算数研修会を実施しました。
カンテル市の小学校教員約260名を集め、代表教員12名が学年別に研修を行いました。
私とフローリーはパイロット校4校のみ。
今回のテーマは4,5,6年の「分数」。
最初は3日間(午前中のみ)計画していたんだけど、やっぱりグアテマラの急な事情により2日間のみに。でもパイロット校だけはちゃんとやりたい!ということで私たちは3日間やることになりました。
今回は来年教員になる予定の実習生が特別参加。
なんだか新しい空気が入って新鮮な雰囲気で研修スタート。
文化紹介が終わってから一週間後、今年2回目の算数研修会を実施しました。
カンテル市の小学校教員約260名を集め、代表教員12名が学年別に研修を行いました。
私とフローリーはパイロット校4校のみ。
今回のテーマは4,5,6年の「分数」。
最初は3日間(午前中のみ)計画していたんだけど、やっぱりグアテマラの急な事情により2日間のみに。でもパイロット校だけはちゃんとやりたい!ということで私たちは3日間やることになりました。
今回は来年教員になる予定の実習生が特別参加。
なんだか新しい空気が入って新鮮な雰囲気で研修スタート。
先生が実習生に教えてる姿が微笑ましい♪
今回とっても嬉しかったのは、フローリーの成長が見れたこと。
こんな言い方したら失礼なのかもしれないけど、前より説明する言葉やその態度に自信がでてきて、すごくたくましく見えたから。
彼女の説明を聞いていて、ほんとにしっかり勉強して、練習してきたんだなってことがよくわかった。
最初の頃は理解はできるけど曖昧で、自信がなくて、先生の前でちゃんとした説明はできなかったのに、今は先生がどれだけ理解してるか試すくらい余裕が出てきた彼女。
真面目で、頑張り屋さんなんです。
忘れっぽいのだけ、私が我慢+工夫すればバッチリなパートナー。
フローリーが撮ってくれた写真。残念ながら全部ぶれていた・・・。
押す時にカメラ動かしちゃうんだよね(笑)
午前中、半分のテーマをフローリー、残りの半分を私が担当して、1日目、2日目を無事に終えました。1日目は4年生の内容、2日目は5年生の内容。
最後の日はついに6年生の内容。。。
朝フローリーから電話がかかってきて、なにかな?と思ったら
「お腹痛い。。今日はいけないかも。。」
・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!
「えーーー!!!」(困るよ困るよ~~)
ってあわてたら、フローリー、
「ふふ、うそだよっ」
・・・・。
たまにこういうことするんです。彼女。おちゃめなんだけどね。今回あわてたよー!!!
用件は、指導書いっぱい読んで理解はできたけど、説明は自信がない。だから担当することになってたテーマを代わりにやってくれないか、とのこと。
研修までに私がちゃんと確認してなかったのが悪いから、うん、私がやるよ。だけど助けてね。と伝えました。
ところがどっこい。
6年生は「分数のかけ算・わり算」がでてくるんです。
で、先生たち一応数字だけの計算はできるんです。
今回、その計算が実はどういう意味をもっているのかを教材を使って説明するということを試みたんですが、
「ぽか~~~~~~~~~~~~~~ん」
教室の空気が、し~~~~ん。ってなりました。こういう空気を感じたのは初めてだったけど、
皆が全然理解できていないことがよくわかりました。
本当は6つテーマを用意していてその日全部やる予定だったけど、3つ目でつまづき、
その後は約3時間「分数のかけ算」にすべての時間を費やしました。
教材を使って、なんでそういう計算になるのかを説明するんですが、
なんたってそんなの初めてだし、分数の概念もあんまり理解できてるとは言えないし、計算もそんなに得意じゃない。分数のたし算、ひき算も難しいくらいだもんね。。。
私のスペイン語での説明もダメだったと思うし、もっと簡潔にわかりやすく伝えることができたらよかったのにな。。。と力不足を改めて実感。
私自身も理解はできてるけど、どう説明するかってところがまだ不十分で、準備も甘かった。
また別の日に、復習+残ったテーマを実施することになりました。
今日はもう残ったテーマやんないよ。って言ったら、先生たち「ブラボ~!!!」って。
は!?全然ブラボーじゃないからね!!って言ったら笑ってました。
あきれたけど、こんな感じで生きていけたらストレスもためないで楽しく過ごせるのかなとも思った。
あと、今回わからないところがあればお互いに教え合う姿をたくさん見ることができてかなり嬉しかった。
こういう場があるからこそ、普段できないコミュニケーションもとれるだろうし、お互いの知識の共有もできる。
研修でここつまずいてたな、この先生っていうのがわかれば、普段学校で先生たち同士サポートもできるし、計算が得意な先生には相談できるようになる。
色んな意味で一つ一つの研修が彼らのためになればいいな~と思った最終日でした。
3日目終わった後、フローリーと二人、私たち頑張ったよね!!とお互いの労をねぎらい合いました。
ちょっとずつだけど、前進できてる気がした。
5月はセミナーに文化紹介に研修会に、やることが重なっていっぱいいっぱいだった。
もうちょっと気持ちに余裕持ってなんでもできるようになんないとな~と反省。。
ま。ぽこ あ ぽこ でゆっくりペースでやっていこうっと。
2012/06/06
算数セミナー☆グアテマラ全国大会
5がつ 16にち~18にち
先月は色々あってブログ書く余裕がなかったので、今になって先月あったことを報告します。
今回は文化紹介の前にあった算数セミナーについて書きたいと思います。
5月の16~18日の3日間、首都でグアテマラ全土から「Guatematica」に関係する教育事務所関係者や教員が集まり、算数セミナーが実施されました。
総勢約400名。
現在Guatematicaのプロジェクトに関わっているJICAの専門家の方が企画し、JICA、グアテマラ教育省の協力の下で大規模なセミナーが行われ、私たちボランティアも招待されたんです。
JICAグアテマラ事務所所長や、ラテンアメリカ全土の算数プロジェクトを動かす専門家の方、真ん中にはグアテマラの教育省の大臣まで登場!
※ちなみにプロジェクトの名前は「ME GUSTA MATEMATICA」(算数大好き!)
グアテマラ全土からGuatematicaプロジェクトに関わる人々が集結。
いわば彼らは各県の代表。。彼らがプロジェクトで実施している算数の研修(指導書の内容の理解、使用法、授業方法等)を受け、それを自分の県に持ち帰って自らがその内容を他の先生たちへ研修するというしくみになっています。
というわけで、ボランティアのカウンターパートも招待されました。
会場はグアテマラのかなり良いといわれているホテル。グアテマラも首都はすごいんですよ。
ボランティアは首都に隊員連絡所があるので泊まれなかった。。。残念すぎる。。。
先月は色々あってブログ書く余裕がなかったので、今になって先月あったことを報告します。
今回は文化紹介の前にあった算数セミナーについて書きたいと思います。
5月の16~18日の3日間、首都でグアテマラ全土から「Guatematica」に関係する教育事務所関係者や教員が集まり、算数セミナーが実施されました。
総勢約400名。
現在Guatematicaのプロジェクトに関わっているJICAの専門家の方が企画し、JICA、グアテマラ教育省の協力の下で大規模なセミナーが行われ、私たちボランティアも招待されたんです。
JICAグアテマラ事務所所長や、ラテンアメリカ全土の算数プロジェクトを動かす専門家の方、真ん中にはグアテマラの教育省の大臣まで登場!
※ちなみにプロジェクトの名前は「ME GUSTA MATEMATICA」(算数大好き!)
グアテマラ全土からGuatematicaプロジェクトに関わる人々が集結。
いわば彼らは各県の代表。。彼らがプロジェクトで実施している算数の研修(指導書の内容の理解、使用法、授業方法等)を受け、それを自分の県に持ち帰って自らがその内容を他の先生たちへ研修するというしくみになっています。
というわけで、ボランティアのカウンターパートも招待されました。
会場はグアテマラのかなり良いといわれているホテル。グアテマラも首都はすごいんですよ。
ボランティアは首都に隊員連絡所があるので泊まれなかった。。。残念すぎる。。。
教育省の大臣。まさかお目にかかれるとは!
かっこいい女性でした☆
ただ。。
私たちボランティア、ただ参加するってだけではなくて、今回1時間半の講座をまかされることに!
皆で集まって計画する時間がなかったので、一人20分ずつにわけて好きなテーマをやることになり、私は日本では定番、だけどこっちではほとんど知られていない100マス計算の紹介をすることにしました。
なんでかっていうと、こっちの子どもたち、いや先生も含め、かけ算九九とっても苦手。
練習不足っていうのが大きな原因。
毎日少しの時間でもいいから練習すれば確実に能力は伸びるのにな~と日ごろ思っていたから、
この場を借りて紹介しよう!と思ったわけです。
日本では「九九」っていう便利な覚え方があるけど、グアテマラにはありません。
他の隊員とスペイン語で九九作ろうよ!って盛り上がって、いかに短くリズム良くスペイン語で九九言えるかを考えたりしていました。
でも結構難しくて、日本語の「九九」すごいわ~と感動しました。今までそんなこと考えたことなかったのにw
今回は九九作れなかったので、普通に100マス計算を紹介。
一緒に先生たちとやってみました。このセミナーに呼ばれている人たちは一般の先生よりレベルが高いはず。。実際高いと思われるんですが、
もうちょっと頑張ろうっか!という結果でした。
でもただ慣れてないだけっていうのもあるから、何事も慣れと練習だな、と実感した日でありました。
今、グアテマラの算数隊員は私含め4名。
この6月に帰国するようこさんは1年生の「長さ」の導入。
同期のしましょうは「図形の面積の求め方」、同じく同期のゆうちゃんは「文章題の読み方、式の立て方」をそれぞれ発表しました。
うまくいった部分、いかなかった部分あるけど、4人こんなおっきなセミナーに参加できて、講座を実施できたというのはとっても良い経験になりました。
ちょっとかっこつけて、スーツで講座を実施した私たち。
めちゃくちゃ緊張したけど、4人でやれてよかった!!
残りの任期、算数大好きな子どもが増えるように頑張っていきましょう☆
2012/06/03
日本文化紹介en Cantel
5がつ 20にち にちようび
私の任地、カンテルで日本文化紹介を実施しました!
グアテマラの人たちに日本の文化を紹介し、日本のことをもっと知ってもらおう、親しみを感じてもらおうという目的のもとに今回グアテマラの協力隊員、24名が集まり小さなお祭りを開催しました。
音楽ってやっぱいいなって改めて感じたひと時でした。
私の任地、カンテルで日本文化紹介を実施しました!
グアテマラの人たちに日本の文化を紹介し、日本のことをもっと知ってもらおう、親しみを感じてもらおうという目的のもとに今回グアテマラの協力隊員、24名が集まり小さなお祭りを開催しました。
開会式での挨拶(緊張して手震えてる)
カンテルで日本文化紹介を実施するのは今年で3年目です。一昨年、昨年とカンテルに住んでいた隊員がカンテルの市役所と協力して実施してきました。
3年目となる今年も、市役所の友達がぜひやりたい!ということで3か月前から二人で計画を進めてきました。
日本文化だけではなく、カンテルの手工芸品や生産物も一緒に紹介するダブル文化紹介にしよう!ということでグアテマラと日本のコラボが実現しました!
今回6つのブースを用意。
・日本料理
・習字
・浴衣・道着着付け体験
・折り紙
・日本の遊び
・東日本大震災の写真パネル展示(地震直後・1年後の様子)
日本食大人気♪
箸でフリホーレス(豆)うまくつかめるかな??
震災の写真パネル展示
震災が起こった時、グアテマラ政府は日本に支援してくれました。
その感謝の気持ちを込めて。。。(日本大使館から借用)
その感謝の気持ちを込めて。。。(日本大使館から借用)
福笑い、うまくできるかな??
折り紙、みんな真剣!!
グアテマラ人による空手の披露
名前を書いてもらって、さぁどんな漢字になるでしょうー?
浴衣の着付け。みんな大喜びでした☆
いざ、勝負ーーーーーー!!!!!
道着の着付け、めちゃくちゃ喜んでいた彼ら。完全にサムライになりきってたー(笑)
当日近くで自転車の試合があったこと+前日サッカーの試合でシェラのチームが優勝したことが重なり、会場が埋まるほどの来場者はいませんでした。ザンネン。。
でも用意してた料理は完売!
肉じゃが・かき揚げ・炊き込みご飯・カレーパン・フルーツ白玉・いもきんとん、
各料理50食ずつ用意していました。
どれもおいし~と言って食べていて、みんな日本食気に入った様子。
よかったよかった♪
そして、今回音楽隊員(バイオリン)のあやこさんに依頼し、ミニ音楽会を実施しました!
隊員を始め、グアテマラ人、JICAの専門家の方、最後は来てくれた住民の人も巻き込んで
ほんとに素敵な音楽会になりました。
バイオリン、ギター、マリンバ、竜笛、フルート、そして歌。
同期の隊員、あやかの歌が大好きな私は彼女にも歌うことを依頼。
バイオリンとフルートの演奏に合わせて、「蘇州夜曲」と「三日月」を歌ってもらいました。
そしてシェラ住民にとても愛されている曲「Luna de Xelaju」(シェラの月)という歌もスペイン語で披露。グアテマラ人にはこれが一番受けが良かった。
やっぱり他の国の人に自分たちの大好きな曲を歌ってもらえるって嬉しいんだなって実感。
あやか輝いてたよ、ありがとうね^^
そして最後は「上を向いて歩こう」をみんなで大合唱。日本語のあと、スペイン語バージョンで歌いました。
最後はもう感極まって、カメラを右手に号泣。。。
みんなに感謝。。ありがとう
今回、準備してる段階で色々問題もあったり、全部初めてで手探りで進めていくのは本当に大変で自分に全然余裕がなかった。
みんなに助けてもらって、実施することができたこの日。
グアテマラの人たちに喜んでもらえて、やってよかったって心から思えた。
普段、日本のこと周りの人に伝えることできてなかったけど、このことをきっかけに日本のこと知ってもらえて、それぞれいろんなこと感じてくれことが嬉しかった。
「日本人はみんな同じ顔してるって思ってたけど、今日たくさんの日本人見てそれぞれ違うんだってわかったんだ」
って教えてくれたおじさん。当たり前でしょーよ!ってつっこみたかったけど、かなり真面目に言ってきたので「そうだよ。みんな違うよ。わかってくれてありがとう」と伝えました。
(ちなみに彼は関係ありません)
そんなもんです。日本のこと全然知らないし、「China、Chinita」(中国人)と両手を両目に当ててひっぱりながら言ってくる彼らは、やっぱりそういう認識しかもってない。
今回、日本人はこんな顔してて、こんな文化もってるんだよってわかってもらえただけでも良しなのかな。めちゃくちゃ楽しんでくれてたし。
なにより、隊員たち自身が楽しんでくれたことも私の中でとっても嬉しかったこと。
なごやかに楽しくグアテマラ人と日本人が交流できた一日だった。
最後はもう子どもたちに癒されて終わりましょう
ただ笑顔で、仲良くなれればそれでよし^^
グアテマラと日本、これからもつないでいってね
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