10がつ 18にち かようび
17日、18日の2日間、カンテルに来て初めての研修会を実施しました。
先週から降り続いた雨で一時はどうなるかと思ったけど、無事に2日間終えることができました。
17日は「図形(1~3年生の内容)」について。
教材は作ったけど、Floryにとって図形は少し難しいようで(子どものときにしっかり習ってない+今までの教え方と違うため)今回ベテランのTereに頼んで、一日目研修してもらいました。
2日目、いよいよFloryの番。教材は一緒に作ったものの、一度も二人で練習できないまま当日を迎えてしまった。
ちゃんと計画してやってこなかったからこんなことになるんだよね。。。先週練習するつもりが大雨のせいでボツになっちゃうし。。。
Floryならなんだかんだでできるとは思ってたけど、不安はぬぐいきれず。
なにより、研修で教える内容をFloryと一緒に確認しながら練習できなかったことを後悔した。
2日目は「分数」と「わり算」の予定で、彼女がはじめに分数がしたいということで研修開始。
説明しながらいい感じに進んでたんだけど、分数は先生たちにとって難しいようであまり理解できてないようだった。
どうしてか。
GUATEMATICAに書いてある分数の教え方は、グアテマラで先生たちが子どものときに習ってきた教え方と違うから。
でも、簡単に理解しやすいように作られた教科書なんだから、理解しやすいんじゃないの?なんて思ってたけど、
そういうわけにはいかないようで。。。
一度頭にしみ込んだものを変えることってやっぱり難しい。
子どもたちの方がこういうことはスッと理解しちゃうんだろうな。
休憩の後、なんと助っ人登場。いつもよくしてくれるTereの同僚、ファンホセ。
彼もTereと同じように算数の研修がまあまあできるので、「わり算」を手伝ってもらいました。
Floryもけっこう緊張していたみたいで、ファンホセが来てくれて安心してた。
しかーし。
研修終わってわかったこと。
実はFlory自身、「分数」よくわかってなかった。
なんで。。研修の前に言ってくれないの。。。
一つの考え方で固定されちゃってると、新しいものがなかなか入っていかないし、
グアテマラでは、計算でもなんでも子どものときから機械的に習ってきてしまってる。
答えはこうだからこれを覚えなさい。みたいな。
「どうしてそうなるの?」の部分が欠けてるように思う。
イメージする力とか、感覚とか、実はそういうことがほんとは大事だったりする。
算数、奥が深いです。。。
研修の後少し説明したけど、日本語の教科書読んである程度理解してても、そのニュアンスをスペイン語でうまく説明できなかった。
それにもっともっと簡単に、根本的な部分から教えないときっと理解してもらえないって思った。
あー
とにかく、教科書読み込んでTereの研修受けてるFloryが理解できないんじゃ、他の先生がわかるわけないので、Floryに理解してもらえるように工夫していかねば!
あぁー。。。でも11月と12月は先生たち休暇。ということで、Floryも休暇。
これからってときになんでー!
まだ一度も行ってないから、もうFlory宅に乗り込むしかない。。。かな。
とりあえず、第1回目の研修会、色んな人に助けてもらいながら(無事に?)終わってよかった。
今回見つかった盛りだくさんの問題点、これから少しずつ少しずつ良くしていこう。
なにから取り掛かればいいか色々考えてると頭がパンクしそうだけど、一個ずつ整理していくしかないよね。
ファイトー!
お疲れさま!そうそう、先生自身が疑問持っていたら言ってても伝わらないものだよね。それすごくわかる。やってても実感する。「そういやどうしてこうなるんだろう?なるものはなるしなー…」っていう内容だったらそこは絶対伝えられない。意外に算数でも分からないこと多いなーって思う毎日です。
返信削除次はいよいよ森子が実践?笑 そんな日を楽しみにしてます。
ありがとう。そうなんだよねー。結構こうなるもんはこうなるもんだって割り切って考えてきた部分が私にもあるから、いざ伝えようってときにわからないんだよね。勉強が足りません!
返信削除今度の研修会で色々情報共有しましょう☆
私が実践。。。夢で終わらせないように精進します。