もうかれこれ1ヵ月以上前のことになりますが、書きたくなったので今更書きます^^
年初め、学校に重い腰を上げて行き始めたころ、一つの小学校の1,2年の先生たちの教室を訪ねると、なんと子どもたちが自分用の教材を持っていたんです。
え!!私何も言ってないのに、どうしたの!!??
と聞くと、
学校が始まった頃、保護者を読んで話をし、各自家で教材を作って子どもにもたせるようにお願いをしたというんです。
(注:教材は教科書に一緒についていて、それを切ってテープで強化すれば完成。)
うっそー!
そんなことできるの!!
去年は、子どもたちの教材、皆に持たせたいな~って思ってたけど、
先生たちに話を聞くと、教科書はないし、保護者もみんなが皆協力的じゃないから、なかなか難しい。。。
というにが~い話しか聞いていませんでした。
だから、先生たちに負担をたくさんかけるのはどうかと思って、これまであまり言ってきませんでした。
とりあえずは先生たちが自分の教材を作るようになることが大切かなと。
で・も・
な~~~~んて素晴らしい先生たち!!!!
自ら保護者に頼んで、作ってもらうなんて!!!
しかも、保護者も協力してくれてるし!!!!!
なんだ。できるんじゃん。
にやり。
このナイスなアイディアを他の学校でも試してもらおう~~!!!
ということで、学校回って先生たちと相談。
そしたら「うん、やってみよう!」ということになり。。。
ママたちの教材作り講座が決行されましたー!
ママたち、頑張りました!
1年生ではたくさんの教材が必要となるので、約半日かけて作りました。
今までこういうことやったことなかっただろうに、結構楽しそうにママたち作ってくれていて、
なんだかほっこり。
もちろん全員参加してくれたわけじゃないけど、ほぼ大半の保護者が協力してくれました。
中にはお母さんしかいなくて、一日働いてなかなか時間が取れなかったり、子どもが7人も8人もいて、一人一人に手をかけていられなかったり。。。
それぞれの家庭でやはりたくさんの問題があります。子どもたちはなにも悪くないけど、
こういう時に保護者が協力してくれない、自分だけ教材がないってなると子どもはつらいですね。
最近は家庭の事情で教材が持てない子どもたちのために、先生と相談をして一緒にその子のために教材を作ったり、保護者に働きかけてもらったりしています。
他に保護者があまり教育に無関心な理由は、(先生に聞いたところ)
自分たちが子どもの頃に十分な教育を受けていなくて、小学校までしか出ていない。
それでも農業などの仕事について働いてきて、生活できているからそれで満足している。
自分たちが良い教育を受けてきていないから、教育に関してあまり希望を抱いていないようです。
それでも中には、自分が小学校までしか出れなかったから、せめて子どもたちには大学まで出てほしいと、教育に一生懸命な親もいます。
日本でもいろんな親がいるから、同じかなぁ~。
先生って大変。子どもたちだけじゃなくて、親ともかかわっていかないといけないんだから。
おつかれさまです。。。
そんなこんなで、4つのパイロット校の1年生の子どもたちの教材は大体、そろってきました。
私が言わなくても、進んでやってくれてるのを見るとすっごく嬉しい。
些細な喜びを感じながら、今日も元気に生活してます。
あ、報告ですが、元気になりました。
4日間ろくに食事できなかったから、今その反動で食欲がわいてわいてしょうがない。。
グアテマラの母より、
「今季節の変わり目で病気になりやすいから、外の屋台とかでなんでもかんでも食べちゃダメよ。」
と忠告を受けました。
はい。気を付けます。ごめんなさい。
学校に行くと子どもたちが「ともこー」と言って抱き付いてきます。
かわいいかわいい子どもたち。
いつも元気をありがとう☆
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