2012/08/27

ごぶさたしてました

8がつ 27にち げつようび

長い間ブログ書いてませんでした。ごめんなさい。


あれから色々ありました。

パイロット校の先生方を対象とした教材作り講座をしたり、

7月半ばには23年度1次隊の中間報告会があったり、

8月の第2週にグアテマラで在外研修を実施したり。。。


たくさん伝えたいこととかあったけど、バタバタしてて書けませんでした。

でも元気にやってます。


ひとつひとつ伝えていけたらいいな~と思っております。

今回は教材作り講座のことを少し。


小学校の時、一人一人に教材セットを配られたこと皆さん覚えてるでしょうか。
おはじきとか、時計とか、数字のカードとか。。。その他もろもろ。

数を覚えたり、計算ができるようになるために、その教材が学びの手助けをしてくれてました。

だけど、グアテマラにはそういったものがありません。

教科書も十分に届かないんだから、教材なんて政府が配れるわけありません。

学校には、そもそも音楽室も理科の実験室も図工室も家庭科室も体育館もありません。

教室と、グラウンド。グラウンドといっても大きな庭みたいなものですが。。。



話はもどって、教材について。

数を習うとき、小学校で私たちはおはじきを使って、おはじきの数を数えながら数を覚えたり、計算の意味を理解することができました。
このように、いきなり数字だけで計算をするのではなくて、その前に教材を使って数や計算のプロセスを理解する、というステップが必要です。

でもグアテマラでは直接数字のみの計算しか教えてこなかったので、先生たちは教材を使って教えることに慣れていません。
だからもちろん教材の作り方もあまりわかりません。

指導書ではどんな教材を使って、どのように教えればいいか書いてありますが、読んだだけではやっぱり理解できないし、教材を作るための紙やテープを買うのにもお金がかかるので自分たちで作ることはこれまでほぼありませんでした。

なので、教材作り講座を開いて、教材の作り方を伝え、実際に自分たちで作った教材で授業してもらいたいと考えました。

基本的な教材たち。1の位や10の位を理解するためのものや、ひっ算の書き方を正確に教えるためのもの。数直線を使って数の規則を知ったり、繰り上がりのある足し算・繰り下がりのある引き算を学ぶためのもの等々。


ものさしを使って、正確に長さを測ることにもあまり慣れていません。
子どもの時に習ってこなかったから。先生になってからも使わないから。。。



中にはとっても上手にできる先生がいます。彼らが周りの先生たちに教えてくれました。
慣れてくると、効率的に、速く作ることができるようになってきます。

コンパスの使い方を知らない先生は、コンパスを貸しても使ってくれませんでした。
彼女は慣れない手つきながら、頑張って練習しました。
できなくても、恥ずかしがることはない。みんな一緒に学んでる最中なんだから。

半日かけて、頑張ってそれぞれの教材を作りました。
少しはやる気を出してくれたかな?


7月はこんなことをしてました。

あ、あと私の誕生日もありました。

7月20日。カウンターパートのフローリーとカンテルの家族がお祝いしてくれました。

フローリーからの誕生日プレゼント。
英語でCome Togetherと書いてあるのに、私はComeがスペイン語のComer(食べる)だと思って、「一緒に食べてる」?なんのこと?
と最初全然理解できませんでした。
あとでどっちも英語だと気づいたとき、あぁ、もう英語はダメだ。と実感したのでありました(ToT)/


家族もお祝いしてくれました!
人生初の、ケーキにガブリ。グアテマラでやることになるとは思ってなかったw


みんながそれぞれ食べ物を作って持ち寄ってくれました。
素敵な人たちが周りにいてくれて幸せだなぁと実感。

これで24歳を迎えました。
グアテマラで2度目の誕生日。
年はとっていくけど、成長はしてるのか。。。もっとちゃんと役に立てる人間にならねばー!

24歳の抱負。
やるべきことをしっかりする。妥協しない。

後悔しない日々を送ろう。

こんな私ですが今後ともよろしくお願いします!